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キング・オブ・スタイル 衣装が語るマイケル・ジャクソンの世界

マイケル・ブッシュ

小林美幸 訳

河出書房新社

2015

book, 2015/08

キング・オブ・スタイル
キング・オブ・スタイル
キング・オブ・スタイル

我が人生初のマイコー本です。

マイコーについてはいろいろ思うところがあるのですが、2015年にケンドリック・ラマーが出した「To Pimp a Butterfly」で数回ケンドリックがマイコーについて言及していて、なんというんでしょうか、それによって少し救われたんですね。

ここはそれをちょっと引用するに留めます。読んで分からなかったら多分説明しても分からないと思うので。日本語訳は日本語版の対訳をされた塚田桂子さんのものをそのまま使わせてもらってます。(塚田さま 問題あったらご連絡ください)

「…How many leaders you said you needed then left ‘em for dead? Is it Mose, is it Huey Newton or Detroit Red? Is it Martin Luther, JFK, shoot or you assasin. Is it Jackie, is it Jesse, oh I know, it’s Michael Jackson, oh」

「…That nigga gave us Billie Jean, you say he touched those kids? When shit hit the fan, is you still a fan?」

「何人のリーダーたちを、その存在を必要としながら死へ追いやってきた? モーゼ、ヒューイ・ニュートン、それともデトロイト・レッドか? マーティン・ルーサー、ケネディ大統領、撃たれたのか それともあんたが暗殺したのか ジャッキー(・ロビンソン)、ジェシー(・ジャクソン)そうそう、マイケル・ジャクソンもな」

「あのニガは『ビリー・ジーン』をくれたのに彼が子供たちを触ったって? 何が起こっても、まだファンでいてくれるかい?」

このアルバムの中でケンドリックは最終的に「ニガ」という言葉を再定義しなおして、もう二度と使わないと宣言するに至るのですが、あえてマイコーをここで「ニガ」と呼ぶんですね。そういうところとかが、まぁグッとくる訳です。

 


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