works

東大名誉教授と原文で楽しむ 英文読書術

行方昭夫

DHC

2017

book, 2017/08

「外国語を覚える(習得するのに)一番いいのはその言語で書かれた本をなんでもいいから読んでみることだ。分からない単語があったら、調べてもいいし、文脈から予想してもいいし、分からないまま読み進めてもいい」という意味の記事を、茂木健一郎さんがどこかで書いていました。

そんな発言の主旨に大体沿っているような本です。読み応えのある英文の短編が5本。見開きの左に原文、右に訳、下に語註があって、巻末には縦組みで行方昭夫さんが訳した「翻訳小説」が読めるという構成の本です。

どんなに頑張って外国語を覚えようとしたところで、自分の中に「言いたいこと」がなければ使えないわけで、その「言いたいこと」とは自分の「内面」「心」の問題でしょう。その「語学力」と「言いたいこと」が一致するようになるまでは「心」を動かし「内面」を揺さぶる「物語」を読むのが一番いいということなんでしょう。

 


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