ドストエフスキー 著
米川正夫 訳
角川書店
2008
book, 2008/11
説明不要でしょうか。
ドストエフスキーの『罪と罰』です。
ロシア構成主義「風」です。細かい話をはじめると、ドストエフスキーがこの『罪と罰』を書いた後年(40〜50年くらい後)にロシア構成主義が興るので、ある種間違いではあるのですが、ここはそういう事は言わないということで。
図案になっているのはロシア語でそのまんまタイトルの『罪と罰』です。一番大きくなっている「N」を反転させたみたいな文字が「と」です。英語の「AND」ですね。
WEIGARTENという出版社から出ているロシア構成主義の本を参考にしながら、まったくオリジナルで作字しています。よくある事ですが、ロシア人の方が見たら「?」ってなっていることも考えられます。が、ここもそういう事は言わないということで。
とかなんとか言いながら実は評判がよく、仕事関係の方を含め数人に書店での発見報告を受けました。