酒井順子 著
林幸子 装画
集英社
2008
book, 2008/09
このくちばしと羽根は「過剰な自意識を身にまとった人が他人からどのように見えるか」という、誰もが一度は世間に晒したことのある姿です。
逆にいうといくら過剰な自意識と言っても、この程度と見ることもできるんじゃないでしょうか?
内容はといえば、いろんな自意識の次元が次々に用意されている、めくるめく自意識の螺旋。という感じです。面白いです。
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