マイケル・ニーナン、ウィンディ・ドライデン 著
石垣琢麿、丹野義彦 監修
東京駒場CBT研究会 訳
金剛出版
2010
book, 2010/01
認知行動療法という心理療法を学ぼうという専門家向けの本です。もともとはうつ病の治療のための療法だったのが、近年適用可能な範囲が広がっているそうです。
その範囲、「統合失調症」から「児童と青年」「高齢者」までだそうです。
最初にタイトルの100のポイントっていうのを見て、Tips&Clicks的なものなのかと思ったのですが、ゲラを読んでみるとさにあらず。療法のスタートから終了までを一つの流れとして、その過程にあるひとつ一つのポイントを丹念に解説していくというものでした。
治療者はこの100のポイントを確実に踏んでいかないといけない。そのくらいこの100には意味があります。
ということで100を最大に大きく見せるためにカバーを横向きに扱うことにしました。紙はアラベール・スノーホワイトで、マットPP加工+グロスのある黒箔です。